ローエンドHP2133感想

追記12/9: 改めてUbuntu 8.10を導入しました。

米国版HP2133 Mini-Noteで、一番スペックが低い「型番KR922UT」ですが、
結局Windows XPを入れて、TSの起動まで成功しましたので、感想など。
TSとは全く関係ないですので、おヒマな方のみ続きをどうぞ…

※今のところ、ディスク速度のみの測定です。

HP2133 Mini-Note

KR922UT」スペックのおさらい:

OS SUSE Linux Enterprise Desktop 10.1
CPU VIA C7-M (1.0GHz・400MHz FSB)
メモリ 512MB (DDR2-5300×1)
ストレージ 4GB SSD (SATA)
ディスプレイ 8.9 インチ ワイド (1280×768・VIA Chrome 9)
ポート USB×2・マイク・ヘッドホン・外付VGA・LAN
スロット ExpressCard/54×1・SDカード×1
ワイヤレス 802.11b/g (Bluetoothは無し)
備考 バッテリ2時間・約1.2kg・カメラ付

もともとLinuxのままで使う予定だったのですが、
SLEDを10.1から10.2にアップグレードするには内蔵4GBでは足りないという…

Ubuntuもガイドを読んで試してみたのですが、提供されていたchromeドライバで
compizが動かない+デュアルヘッドできないと散々でしたので、諦めました。
無線LANドライバのせいでsshできない、とかにも遭遇しました。
そんなことあるんだ…

結局Windows XPを導入することに。
nLiteによるSP3適用+軽量化済CDで、案外普通に新規インストールできました。

で、内蔵SSDのベンチマーク結果。

SMI MODEL

メモリだけ、うちで余っていた1GBのものに変えていますが、
その他ハードウェア部は出荷時のまま、HP配布のドライバは全適用済み。
ページファイルの不使用等、UMPC用のtweakはしてあります。
ランダムリードに強いのは予想通りですね…

参考:
メインPCのSATA HDD(7200rpm)
WDC WD25 00KS-00MJB0 SCSI

まぁ、せっかくXPが入りましたので、TSを起動してみたくなりました。
DirectX 9は問題なくインストールできましたが、
TSのクライアント自体、すでに3GB近くありますので内蔵SSDでは足りません。

そこで急遽安いExpressCard用SSDを導入。(SDHCでも良かったんですが…)
これはExpressCardのUSBインタフェースを使うSSDなので、
性能はお察し…USBメモリの方が性能高いです。
ただUSBメモリと違って、挿したまま移動できるのが(唯一の)長所?

image

ヒサンなランダムライト速度のため、TSのインストール後の
「初実行」アップデートに半日以上かかりました…
小さいzipファイルを個々にダウンロード→展開という
TSのアップデートは、安いSSDの最大の敵かと。

splash on hp2133

インストール完了後は起動もできますが、
「ゲームサーバに接続」の段階で1分程かかりました。(nProのせいかも)
ただし、起動してしまえばコマ落ちもなく、移動のラグもなく、
ポータル等のエフェクトも正しく表示されますので、
十分にプレイ可能の域です。(後日、実行中の写真も載せます)

ちなみに、機体がものすごく熱くなりますので、ヒザ上では危ないです。
この記事を書いている間中、バッテリ駆動させていましたが、
やはりもつのは2時間程度のようです。

nLiteのおかげもありますが、OSの起動が早く、一般アプリの起動が一瞬です。
値段さえ下がれば、よく使うドライブにSSDは最適なのかもしれません。
(30GBの新しいSuperTalent製SSDをメインに載せようか考え中…)

One thought on “ローエンドHP2133感想

  1. Pingback: Recent Links Tagged With "hp2133" - JabberTags

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。